ESPACE®
1970年にドーム型の自立式冬山用テント〈ESPACE®(エスパース)〉が誕生。その後、株式会社ヘリテイジが企画開発を引き継ぎ、現在に至る。開発やフィールドテストを行う中で感じた「こんな装備があれば」というアイデアを素早くサンプリング・具現化するため、自社内に小規模な生産ラインを作るべく1997年に長野県安曇野に移転した。
ESPACE®のクラフトマンシップとは?
「山岳ドームテントの先駆け、そのDNAを受け継ぐ山道具を作る」
遡ること50年以上前の1970年。わずか2本のポールを交差させることにより、ドーム型の自立式冬山用テントとして誕生した〈ESPACE®〉。
当時の冬山テントと言えば自立性のないウィンパー型やカマボコ型が主流であり、それらは居住性や重量などにおいても課題が多く、理想とは言い難いものでした。しかし、エスパースはそれらの問題点をドーム型にすることで解決し、「快適な居住性」と「軽量化」を両立させ、当時としては画期的な高い耐風性を得ることに成功したのです。
後に社員全員が登山者である株式会社ヘリテイジによって〈ESPACE®〉は引き継がれますが、
以降も最新の素材をいち早く取り入れながら軽量化と居住性にこだわった製品を発表し、
「山岳テントの代名詞」とまで言われるようになります。
1970年の誕生以来“シンプルなフレーム構造で高い剛性”を基本設計思想とし、
理想の山岳テントを目指して開発を続けてきた〈ESPACE®〉。
現在ではスリーシーズンモデル、オールシーズンモデル合わせて9機種がラインナップされ、多くの登山者から高い評価を受けています。
ブランドを代表するギア
Maxim
日本をはじめ、世界の雪山を知り尽くした軽量山岳テント。オプションのレインフライやウインターライナーと組み合わせることでダブルウォールでも使うことができ、オールシーズン対応する。テントパネルの生地にはナイロンリップストップを採用し、オールシーズンテントに必要な耐久性を維持しながら、軽量化とコンパクト化を実現。