Fallworks
自宅の一室を作業場にして自分で使うための道具づくりをスタート。後に木と金属を主に使用したキャンプギアブランドとして〈Fallworks(フォールワークス〉を始動。軽くてコンパクト、そのうえで使いやすいをテーマに、京都のお茶の街の小さな作業場でコツコツと制作を続けています。
Fallworksのクラフトマンシップとは?
「自分が使いたいと思えるモノを純粋につくる」
もともとは自身のための道具作りから始まった〈Fallworks〉だけに
せっかく自分で作るなら何かの模倣ではなく、
たとえ些細であってもオリジナルの発想や構造を持ったモノをつくりたいという想いがあります。
そんなものづくりにおいて特に重要視しているのが、コンパクトに収納できること。
「小さくて軽い」とは、アウトドアへ飛び出すフットワークの軽さにもつながる大切な機能だと考えているからです。
とはいえ、主に使用するのは軽量性に富んだハイテク素材ではなく、木材という原始的な素材。
木材は昔から人々の生活に馴染みが深く、
暮らしを豊かにするための道具をもっとも作ってきた素材であることから
人々の木に対する愛着は長い時間をかけて遺伝子に刷り込まれたものであると考え、
木製にこだわりながら、できる限り軽量でコンパクトになることを追求しています
そして、多くの人に向けてプロダクトを作るのではなく、
自分が使いたい、便利だと感じる、欲しいと思えるものを作ることも
〈Fallworks〉のものづくりにおける大切なスタンスです。
八方美人なコンセプトで生み出された製品は、時に誰にも響かず、創作の原点すら見失ってしまうことがあります。
「本当に良いと自分が思えるものを作ることができれば、それを魅力的に感じてくれる人がいるはず」と信じ、
まずは自分が心の底からいいと思えるものを作る。
便利で新しい道具がたくさん出てくる中でも長く使い続けたいと思える道具を提供するため
〈Fallworks〉のモノづくりは常に自分と向き合うことから始まるのです。
ブランドを代表するギア
assemble mini table
ランタンハンガーになるポールが付属した、ソロキャンプで使えるミニテーブル。はめ込みとネオジウム磁石で組み立てることができるため工具も不要で、〈Fallworks〉らしさを体現するコンパクトな収納性も健在。複数人のキャンプの際には、サイドテーブルや焚き火の横に置いておくテーブルとしても◯。