CATAC

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〈CATAC (カタチ)〉は設計・型紙・裁断・縫製までをデザイナー自身が手掛けるバックパックブランド。製靴専門学校を卒業したデザイナーは、OEMメーカーで勤務しつつ、自身で使うためのバックパックづくりを開始します。その後、より深く鞄のことを知るために老舗製鞄会社へ転職し、夜間には製鞄学校に通いながら技術を習得しました。手掛けた「CA-002 series」は、国際的なデザイン賞である ASIA DESIGN PRIZEを受賞しています。


CATACのクラフトマンシップとは?

「絶えず、考えること」

現代における多くのものづくりの現場では分業制が確立しており、
製品として完成するまでの過程にさまざまな専門の職人が存在しています。
つまり、一人で仕事が完結するのではなく、協業することで製品が成り立っているのです。

分業制の理由には「それぞれの工程で非常に高い専門性を必要とするため」、
「質の高いものをよりスピーディにより多く生産するため」などさまざまありますが、
そういったメリットの反面、コンセプトやものづくりの哲学がしっかりと共有されていなければ
複数人の手に渡ることでのデメリットが生じてしまうこともあります。
また各工程における専門技術を身につけるには、相応の年数が必要。
現実的に、デザイン・設計・型紙・裁断・縫製などの全工程を一人で行うことは不可能に近いのかもしれません。

そんな分業制が主流の現代ですが、〈CATAC〉では全肯定をデザイナー自身が手がけています。
これを技術や知識面で実現できたのは、デザイナーが長年に渡って製鞄業界に身を置き、さらに働きながら夜間の製鞄学校に通って技術を習得したからこそでしょう。

使い手が抱える何かしらの問題を察知し、課題が解決し得るアイデアを考え抜く。
機能を実装させる際もデザインと機能がどちらか一方的になるのではなく、
デザインが機能を呼び、機能がデザインを呼ぶようなものづくりを考える。
すべてのフェーズで絶えず考えを巡らせながら自らカタチにしていくため
コンセプトやフィロソフィーがプロダクトから抜け落ちることもありません。

新しいカタチ、面白いカタチ、今までにない機能のカタチ、使い方の新たなカタチを実現するため、
〈CATAC〉の唯一無二なカタチによるモノづくりからは目が離せません。

ブランドを代表するギア

CA-002 series

従来にない”取り出しやすさ”と“視認性”の2つの機能を提供するために生まれた「CA-002 series」。取り出しやすさと視認性を高めるために搭載された独自構造のファスナーは、全開にすると1メートルを超える開口部に。この機能から生まれた特徴的なフォルムは「CA-002 series」のアイデンティティともなっている。