KEEN

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〈KEEN(キーン)〉は米国オレゴン州ポートランド発の社会貢献を経営の礎とするアウトドア・フットウェアブランドです。2003年の創業以来、「天井のないところすべて」をアウトドアと定義し、サンダルとシューズ、陸と水、山と街、快適性と機能性やファッション性と実用性といった異なる概念を融合させた革新的な多機能ハイブリッド・フットウェアを提案しています。


KEENのクラフトマンシップとは?

「地球と人という存在を意識して、モノづくりをする」

〈KEEN〉のシューズには約100 ものパーツが使われていますが、その小さなパーツ一つひとつが環境に与える負の影響を軽減するよう設計されています。

もっとも代表的な取り組みは、アウトドア用品やフットウェアの撥水・防汚加工に使用される有害化学物質である有機フッ素化合物(PFAS)を全製品から一切排除していること。

このPFASは、発ガンリスクや免疫力低下など多くの健康被害を引き起こす可能性があるとされ、環境中に流出すると自然界での分解に長い年月がかかり、環境に長く残り続けるため、「永遠の化学物質」と呼ばれています。

2014年からこのための取り組みと開発に着手し、2018年には製品の撥水加工の95%以上を、そして2024年現在では全製品からPFASを一切排除しています。

他にも皮革製品には環境に配慮した皮のなめし加工を行う環境認証団体LWG(レザーワーキンググループ)が認定したレザーを採用したり、フットベッドには抗菌剤を使用せずプロバイオティックス技術を採用したケミカルフリーの防臭加工を施したり、メッシュアッパーやつま先・アッパー側部の耐久性を補強するTPUなどではリサイクルP.E.T.を採用するなども行なっています。

多くの命が輝く自然環境を守り、地球にとってより良いシューズブランドであるために、創業以来、「地球の未来のために、環境に負荷を与えないシューズを作る」という信念のもとで長く愛用し続けられるシューズづくりを行っている〈KEEN〉。

地球への悪影響をなくし、人々の生活により良い影響を生み出す靴産業を思い描いて活動を続けています。

ブランドを代表するギア

TARGHEE IV MID WP

幅広のラスト(木型)によるルーミーなトゥボックス構造と履き心地の良さに定評のある防水トレッキングシューズ「TARGHEE(ターギー)」コレクションの最新シリーズ。最大の特徴は、接着剤を一切使用せずにアッパーとソールシステムを一体成型する技術「KEEN.FUSION(キーン・フュージョン)」が採用されていること。アッパーとソールが接着剤で接着されている場合、経年劣化によってソールが剥がれてしまうこと(層間剝離)がシューズが壊れる主な原因のひとつだが、この製法によりアッパーとソールの剥がれを防ぐことができる。また、ミッドソール素材には空気も含有されているため、材料使用量を軽減するうえ、クッション性の向上もアップ。