MOUNTAIN DAISY PRODUCTS
“山スカート”を日本に広めた、女子登山ブームの火付け役として知られるアウトドアスタイル・クリエーターの四角友里氏。2009年からはBerghaus、AIGLE、Foxfire、Marmotといったアウトドアブランドとの企画開発に携わり、ついに今年の秋、自身のブランドをスタートさせました。登山のプロではない、ひとりの山を愛する女性だからこそ作れる唯一無二のアイテムを生み出していきます。
MOUNTAIN DAISY PRODUCTSのクラフトマンシップとは？
「自然と仲良くなるためのプロダクトを生み出し、届けること」
もともと体力や運動に自信がないインドア女子だった四角氏は、大人になってからの自然体験が人生を変え、山に魅了されるように。彼女の代名詞である”山スカート”を普及することで、登山の間口や山の味わい方の幅を広げたいと活動を始めます。その独自のスタイルは、多くのハイカーたちへ影響を及ぼし、15年以上に渡って日本の女性の山カルチャーを牽引してきました。
そんな彼女が2023年秋に立ち上げたブランドが、MOUNTAIN DAISY PRODUCTS。ブランドを立ち上げる際に「道具は何のためにあるのか、機能とは何のためのものなのか」ということに真剣に向き合ったそうです。そこで出てきた答えが「自然と仲良くなるためのプロダクト」という言葉でした。
ちょっとした不快や不安を解消する“気遣い”。疲れて下を向いた時、ちらりと目に入り元気を与える“エール”。心に花を添え、一歩スキップしたくなるような“ときめき”。MOUNTAIN DAISY PRODUCTSの商品には、そんな“スペック”としては数値化できないものが、デザインに落とし込まれています。
自然の中へ行くための道具という役割だけでなく、
自然と仲良くなるための仲人としての役割を担いたい。
そんな想いを込めて、ひとつひとつのアイテムに向き合っていきます。
ブランドを代表するギア
YAMATABI 15 SPIDERON
「山も旅も楽しめる」をコンセプトにしたバックパック。2018年に「 Marmot × YURI YOSUMI」のコラボアイテムとして発売が開始された商品が、5年の販売実績を経てさらにアップデートされ、MOUNTAIN DAISY PRODUCTSから販売される。容量は13〜22Lまで調整ができ、本格的な登山からカジュアルな里山歩き、そして旅や町でも使用できる汎用性が特徴だ。座布団として使用できる背面パッドや、石突きの汚れを気にせずに収納可能なトレッキングポールポケットなど、四角氏だからこその細やかな気遣いやこだわりが散りばめられている。
