越乃火匠久八

金物の町として知られる新潟県三条市の鍛冶職人が作り上げる、薪割り斧（おの）や鉈（なた）のブランド。地域の技術を生かし、一つ一つの商品を自社生産しています。日本の伝統と独自のセンス、鍛治職人や革職人、デザイナー達の技を融合させた「日本の火の道具」を生み出し「火を愛するユーザー」が長く愛用できるものづくりを行っています。

越乃火匠久八のクラフトマンシップとは？

「ものづくりへの探究心」

越乃火匠久八の商品を作る鍛治職人は、三条市で数百年に渡って受け継がれてきた伝統的な鍛造技術を用い、強靱な刃を作り出します。先人たちが本物を追い求め、改善を重ねて磨き上げてきた技術こそ、彼らのプライドであり、久八の商品に込められるものです。

道具が形になった後も、彼らのより良いものづくりの探究の旅は続きます。
例えばそれは「自然」というフィールドの中で。
さまざまな要因で同じ結果を得ることが難しい「自然」という場所。代表作である「手鉞共柄ステンレス鋼」も、斧が相手にする薪は、天候によって乾きやすい年があれば、樹種によっても乾きやすさに違いがあります。そんな中で「どんな状況でも使い方に迷うことなく扱える道具にしたい」という気づきを得て、シンプルで汎用性のある手斧が実現されました。

長い年月をかけて磨き上げられた技術。そしてそこから生まれた商品を、さらに安全に、良いものにしていこうと探究し続ける姿勢こそ、久八の商品に込められたクラフトマンシップなのです。